社長メッセージ

 

代表取締役社長

山本 健一

 

 

ブルックハルトコンプレッションは、スイスチューリッヒ近郊のWinterthur(ヴィンタートゥール)に本社工場を構えるレシプロコンプレッサー(往復動圧縮機)専業メーカーです。もともとはスイスの名門機械メーカーであるSulzer(スルザー)社の一部門でしたが、2002年にMBO(マネジメントバイアウト)によりブルックハルトコンプレッション社として独立しました。

それ以来、当社は持続可能なエネルギーの未来とお客様の長期的な成功に貢献するために、最先端の圧縮ソリューションを生み出し続けています。また、ブルックハルトコンプレッション、プログノスト、SAMRメタルルージュ、瀋陽遠大圧縮機の各ブランドの強みを活かし、当社はレシプロコンプレッサーの技術とサービスをすべて提供できる唯一のグローバルメーカーとなっています。カスタムメイドでモジュール化された当社のコンプレッサーシステムは、化学/石油化学、ガス輸送/貯蔵、水素モビリティ/エネルギー、産業ガス分野だけでなく、製油所やガス収集/処理といったアプリケーションでも、長年にわたりご愛顧いただいております。

ブルックハルトジャパン株式会社はブルックハルトコンプレッションの100%子会社として、2002年から国内で営業しております。また、2020年4月に株式会社日本製鋼所の圧縮機事業部門を買収しました。これを機にお客様にワンストップでメンテナンスソリューションを提供できるように、国内のサービス事業の強化を推進しております。当社正社員の技術指導員から現場作業員の派遣、コンプレッサー本体から部品に至るまで修理・改造対応、エンジニアリングスタディー実施など、お客様のご要望に幅広く対応しております。お客様の定期メンテナンス業務にかかる負担ができるだけ少なくなるよう、当社が代わってコンプレッサーメンテナンスを一元的に取りまとめさせていただくことも可能です。

お客様からは古くなったコンプレッサーを、まだ10年、20年と延命させたいというご要望を多くいただきます。当社はそのようなご要望にも、経験豊富なレシプロコンプレッサーエンジニアが診断・検討を行い対応しております。これを可能にするのは、170年以上にわたる、レシプロコンプレッサー専業メーカーという世界的にもユニークなビジネスポートフォリオだからと言えます。

また、当社は新規コンプレッサーシステムの販売も行っております。最新の設計と世界各国で実績豊富な竪型・横型のレシプロコンプレッサーをお客様の要求仕様に合わせてご提案させていただきます。世界が地球温暖化対策のためにグリーンエネルギーにシフトする中、当社もLNG、アンモニア、水素向けソリューション開発に力を入れており、気候変動に積極的に取り組むお客様に最適なソリューションを提供できるよう、今後も一層努力してまいります。

 

ブルックハルトジャパン株式会社
代表取締役社長
山本健一